ニキビができると薬を塗ったりニキビ改善用のスキンケア化粧品を使用するといった解決方法をとる人が多くいます。
できてしまったものに薬やスキンケア商品は症状を緩和したり治すためにはよいのですが、今後ニキビができないような生活習慣をおくることが根本的な解決方法です。
ホルモンバランスの乱れ、ストレス、不規則な生活習慣、栄養バランスの乱れ、栄養不足などで、皮脂分泌が異常となりニキビができやすくなります。
皮脂分泌が活発な肌質の人、皮脂分泌が活発な部位にできやすいのです。
この原因となる皮脂の分泌を正常にすることが解決方法です。
肌の状態は食事の影響によるものが大きく、何を食べたかによって数ヵ月後の肌の美しさが決まるのです。
身体の細胞はまさに食べたもので出来上がっています。栄養豊富な食事内容であると健康で美しい細胞が出来上がり、美しい肌となります。そして皮脂分泌も正常でニキビができにくいのです。
バランスよく何でも摂取することが基本なのですが、特にニキビに効く栄養素は、ビタミン類、亜鉛などのミネラル、食物繊維です。
ビタミンB群は皮脂の分泌を抑制する働き、脂質糖質を代謝する働きがあります。
ビタミンAは皮膚の新陳代謝を促し毛穴の詰まり予防となります。ビタミンCは肌の酸化を抑える効果があり肌トラブルを防ぎ、コラーゲンを生成するので肌の健康には欠かせません。皮脂の分泌を抑制する効果もあります。
ビタミンEも肌の酸化を抑える働きがあります。血行が良くなるので肌の新陳代謝を促します。
ミネラルはホルモンバランスを整える効果があり、特に亜鉛は肌の新陳代謝を促し肌の健康を保ちます。
食物繊維は腸内環境を良くすることから、健やかな肌細胞を作ることができます。
脂っぽい食事や糖質の多い食事を摂取すると、代謝するために体内のビタミンB群が大量に消費されます。
ニキビに効く栄養素を積極的に摂取すると共に、脂質と糖質の控えめな食生活を送ることが大切です。