洗顔しても、洗顔しても、一向にニキビがよくならないという方も多いのではないでしょうか?
よく耳にするのが「洗顔のしすぎはニキビに逆効果」という言葉です。
ではどのように洗顔すればいいのでしょうか?
よく考えたら分からないという方、分かっていても実践していない方も多いと思います。
改めて、ニキビ治療に効果のある洗顔法を整理してみます。
1、よく手を洗う
意外に見落とされがちなのが、手を洗うという事です。
ニキビはニキビ菌だけでなく、雑菌によって炎症を起こします。
これらの雑菌は赤ニキビの原因になります。
洗顔前にしっかり手を洗っていますか?もう一度確認してみましょう。
2、ぬるま湯で顔を洗う
いきなり石鹸や洗顔フォームでゴシゴシ洗うのではなく、まずは何もつけずにぬるま湯で洗います。
主な目的は、毛穴を広げるという事です。
ですので、ゴシゴシ擦る必要はありません。
顔の皮膚を温めるような感じでゆっくり洗いましょう。
蒸しタオルなどがあれば当てるだけでも同じ効果があり、より効果的です。
この手順を怠ると、石鹸や洗顔フォームの泡が浸透せず、毛穴に角質が溜まってしまいます。
3、洗顔料を泡立てる
最も重要な点なのが、石鹸・洗顔フォームをしっかり泡立てるという点です。
泡のキメが洗いと、毛穴の中まで浸透せず、顔の表面だけを洗ってしまっている状態になります。
泡立ては手で擦っただけではなかなか細かな泡になりません。
面倒でも泡立てネットなどを使い、細かな泡をたくさん作りましょう。
4、泡でパックする
3で作った泡でいきなり擦るのではなく、顔全体に塗りパックします。
このことで、洗顔料が毛穴の中まで浸透し、詰まった汚れや角栓を柔らかくします。
洗濯でいう漬け置き洗いのようなイメージです。
洗顔料にもよりますが、1分~2分程度、泡を顔に乗せじっとしておきましょう。
5、泡で洗う
ようやくここで顔を洗います。
ポイントは、乗せておいた泡を顔の上で混ぜるようにやさしく擦ることです。
ここまでしっかり手順を踏んでいれば、毛穴の汚れなども柔らかくなり浮き上がってきています。
それでも残ってしまう汚れは、そもそもゴシゴシ擦ったところで落ちません。
とにかく優しく擦ることを心掛けましょう。
6、よく洗い流す
こちらも怠りがちなのが、よく洗い流すという点です。
石鹸や洗顔フォームには、香料・着色料が含まれているものが多くあります。
また、爽快感を出すための刺激物が含まれているものもあります。
このような成分が残っているため、逆に皮膚に刺激を与え、赤ニキビの原因になってしまうことがあります。
更に、これが続くと皮脂の過剰分泌の原因にもなり、毛穴に角質がつまり、またニキビを発症するという悪循環にもなります。
くれぐれも洗顔料を残さないように、よく洗い流しましょう。
7、冷水で引き締める
この状態では、まだ毛穴が開いてしまっている状態です。
このままでは、せっかくきれいになった毛穴にまた汚れや雑菌が入り込んでしまいます。
ですので、最後に冷水で顔を浸し、毛穴を引き締めましょう。
きれいなタオルで優しく拭き取り、完了です。
洗顔における注意点
洗顔はしすぎない
洗顔は、なるべく朝晩の2回程度に留めましょう。
洗顔しすぎは逆効果というのは確かに本当です。
特に赤ニキビがひどい場合などには洗顔によって悪化してしまうこともあります。
毎日続ける
このような洗顔方法は、1度丁寧にするだけではあまり効果がありませんが、
毎日続けることで大きな効果が現れます。
とにかく毎日続けるという事が重要です。
忙しくてなかなか時間がとれないという方は、せめて夜だけでもこの手順で洗顔するようにしてみましょう。
おすすめの洗顔料
ニキビ治療のための洗顔料は、やはり専用の薬用石鹸がおすすめです。
また、商品によって泡立ちには大きな違いがあります。
できればニキビ治療専用でキメ細かい泡が作れる薬用石鹸がいいでしょう。
おすすめなのは、こちらのノンエーです。
日本人の肌に合わせて開発されたニキビ治療専用の薬用石鹸です。
泡立てネットがせっとになっていて、誰でも簡単にきめ細かい泡を作れます。
このきめ細かく弾力のある泡は他にはなかなかありません。