思春期のニキビは、二十歳を超えると過剰な皮脂分泌がおさまって、ほとんど自然に治ってしまいます。
しかし、二十歳を超えてからの大人ニキビはストレス、肌の汚れがしっかり落とせていない、生活習慣、さまざまな原因によってできます。
大人ニキビは、思春期のニキビと症状やニキビの発生する場所が違い、治りにくく跡が残りやすいので、正しいケアをしましょう。
まず大人ニキビが気になるからといってゴシゴシ洗顔するのはいけません。
過剰な洗顔は逆効果です。泡立てて、手で包むように優しく転がすように洗います。
洗顔料選びはニキビ専用の洗顔料を選びましょう。
そして洗顔をしたあとはしっかり保湿を行ってください。
大人にニキビに乾燥はいけません。年齢とともに失われていくヒアルロン酸などの保湿成分は、化粧水、乳液、美容液等で肌に与えましょう。ニキビには油分の多いものは控えるべきです。
そして紫外線対策もしっかりと行ってください。紫外線を多く浴びてしまうと、皮脂が酸化してニキビが悪化してしまいます。
日頃の生活ならSPF15を目安にしてください。
他にストレスも大人ニキビの原因になります。
ストレスが溜まると肌の皮脂量を制御しているビタミンB2の働きが悪くなって、それが過剰の皮脂分泌を起こし、ニキビを発生させてしまいます。
なので普段の生活でストレスをためないようにすること。ストレスを解消するようにしてください。
また睡眠不足もいけません。毎日同じように睡眠時間を確保することが大事で、できることなら22時から2時の間に睡眠をとってください。睡眠時間は最低でも6時間はとると良いでしょう。
質の良いしっかり睡眠をとるように心がけてください。
食生活も大事です。
ビタミンCをとるように心がけてください。ビタミンCは多くとっても体に貯蓄されずに尿などで排泄されてしまうので、毎日少しでもとってください。
大人ニキビは跡を残さないためにもしっかり対処して治しましょう。