できてしまうと厄介なのが大人ニキビ。それがたとえ一つであっても、鏡を見るたびに憂鬱な気分になってしまいます。
赤く痛みを伴い腫れてしまったもの、白い角栓や膿を持ったものなど、周りの目を気にしてしまう以上に自分自身からも隠してしまいたいものです。
本来ならばニキビができてしまった肌にメイクをするのはNGなのですが、どうしてもメイクをしなければならない時の隠し方を覚えておくと良いでしょう。
赤く腫れたり、化膿している部分はとても敏感でファンデーションなどの成分や油分を乗せることでさらに悪化してしまう可能性があります。そうならないためにも細心の注意が必要です。
まず、あらかじめ肌を清潔にし、刺激の少ない化粧水でしっかりと保湿します。
化粧下地を使わないでいきなりファンデーションを乗せるのはご法度です。肌に優しい成分の化粧下地を必ず使い、ファンデーションが直接ニキビに触れるのを防ぎます。
赤くなってしまった部分の隠し方は、イエローのコントロールカラーやコンシーラーで目立たなくすることができます。清潔な筆やチップを使いニキビの部分に優しく乗せます。
その後、パウダーなどをはたくと良いでしょう。肌の凹凸が目立つようならパールや光を拡散する効果のあるフェースパウダーをはたくと効果的です。
光が当たることによってできる影をできにくくし、明るい肌に仕上がります。ニキビを隠したいばっかりにやってしまいがちなこととして、髪の毛などで覆い隠すことがありますが、これはおすすめできません。髪の毛がニキビに触れることで症状が悪化してしまうことになりかねません。できれば前髪などもアップにし肌に触れさせないのが基本です。
ニキビを隠す方法はあくまで緊急時に使えるもので、早く完治させるためにはできるだけメイクは控え、患部を清潔にし適切な処置をすることが大切です。
メイクをした場合も、できるだけ短時間で済ませるように心がけ、しっかりとクレンジングを行いメイク成分を肌に残さないよう注意しましょう。