ニキビにはいくつかの種類があることが知られています。触れただけで皮膚からはがれ落ちる軽微のものから、赤く腫れ上がったり抑えると痛みを感ずるニキビもあります。後者の場合には毛穴が炎症を起こしているかも知れません。気になるのはよくわかりますが、触ったり押したりしてはいけません。治すのには時間がかかりますのでゆっくりと時間をかけてケアしましょう。
できてしまったニキビには薬を塗ることで外から治す必要がありますが、不規則な生活や食事の偏りが原因として考えられますから、体内から改善することも同時に行います。具体的には夜更かしをしないようにして十分な睡眠時間を確保する、ストレスを適度に発散する、栄養バランスの良い食事をし暴飲暴食を避ける、などが必要です。
ところでニキビには白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビと三段階に分かれます。白ニキビや黒ニキビの場合は毛穴に皮脂が詰まっている段階で、特に痛みは感じません。これらはニキビの初期段階ですから基礎的な皮膚の手入れだけで解決します。赤ニキビすなわち痛いニキビになると、触ると痛みを感じます。大きさや腫れ具合から非常に気になるものです。毛穴で炎症を起こしていますので、触ったり放置していると症状が悪化します。ニキビの跡が長期に渡って残ることもあります。原因の一つに皮脂の過剰分泌が上げられます。ホルモンバランスが崩れている場合や乾燥肌が関係しているようです。
乾燥肌と皮脂の過剰分泌は一見無関係なようですが、乾燥肌とは皮膚表面が乾燥しているのでありません。インナードライ型と言って皮脂の分泌量が多いのに肌の水分量が少ないというものです。つまり皮脂の分泌量と秦野水分量のバランスが大事になるので、洗顔で皮脂を洗い流してしまってもニキビができやすい環境は残ってしまうのです。
痛いニキビは赤く腫れているのでメイクで隠す人がいます。これも止めた方が良さそうです。痛いニキビは毛穴の炎症なので、メイクをすることでフタをすることになってしまい、更に毛穴にメイクが詰まることもあります。むしろ隠さない方が良いとさえいえます。そういう場合にはハーブと高濃度ビタミンCを配合している化粧水などでケアをして行くことが大切です。