お尻ニキビの特徴
お尻ニキビは、思春期より大人になってからでき始めることが多い傾向があります。
他の場所のニキビでは、皮脂の過剰な分泌がお主な原因となっていますが、
お尻ニキビの場合、皮膚の新陳代謝の悪化などにより毛穴に汚れが詰まってしまう事などが主な要因となっているからです。
また、もう1つの特徴は、一度でき始めるとなかなか治らないという点です。
現在お尻ニキビに悩んでいる方は経験があるかもしれませんが、
治りかけては新しいニキビができてしまうという悪循環に陥ります。
この悪循環が数年間に及んでしまうこともあります。
更に、お尻ニキビはニキビ跡が残りやすいという特徴もあります。
お尻は柔らかく感じますが、皮膚がとても厚い部分ですので、ニキビによってできた黒ずみがいるつまでも残ってしまいます。
お尻は日焼けしにくい部分ですので、身体のなかで最も色が白い部分ですので、この黒ずみも特に目立ってしまいます。
お尻ニキビの原因
お尻ニキビの主な原因は次のようなものがあげられます。
血行やリンパの流れの悪化
まず、最大の原因は血行やリンパの流れの悪化です。
思春期より大人に多いのもこちらが関係しています。
加齢や運動不足にともなう新陳代謝の悪化や骨盤のゆがみ・ホルモンバランスの乱れなども関係していることもあります。
適度な運動を心掛け、定期的な発汗を促すように心掛けましょう。
入浴時には湯船でよく温まり、半身浴で汗を流すことも有効です。
シャンプーやトリートメントの洗い残し
シャンプーやトリートメントには必要以上の油分が含まれています。
この油分は皮膚には悪影響を与える事がよくあります。
お尻ニキビだけでなく、背中ニキビ・胸ニキビなどもこのシャンプーやトリートメントの油分が原因になっていることがあります。
ですので、シャンプー・トリートメント後は、しっかり洗い流しましょう。
入浴時には洗髪後に顔や身体を洗う習慣を付けることも重要です。
下着の素材や締め付け
お尻ニキビが治りにくい原因の1つは、常に衣類が触れているという事も関係しています。
ですので、下着選びも重要な要素となります。
締め付けがきつい下着は、皮膚に刺激を与えるだけでなく、血行を悪化させる原因にもなります。
また、お尻は意外に皮脂が多く、汗をかく場所でもあります。
下着は綿などの吸湿性の高い素材を選び、締め付け過ぎないものを選びましょう。
お尻ニキビ専用に開発された下着も発売されていますので、試してみてはいかがでしょうか?
お尻を掻いてしまう
お尻の皮膚は感覚が鈍いため、痛みを感じにくいという特徴があります。
そのため、ニキビができると痛みを感じずにかゆみを感じます。
その結果、掻きむしってしまい、ニキビを悪化させてしまいます。
このような習慣がついてしまうと、「角質肥厚」と呼ばれる角質が厚くなってしまう症状が現れます。
この「角質肥厚」になってしまうと、新陳代謝が更に悪化し、ニキビ跡も残りやすくなってしまいます。
かゆみを感じても、掻きむしることは避けましょう。
かゆみがひどい場合や「角質肥厚」の可能性があるようでしたら、こちらのピーチローズが効果を発揮します。